きのあ将棋 コンピューター棋士の棋力・強さ

きのあ将棋 コンピューター棋士の棋力・強さきのあ将棋

将棋の強さを表す目安として、級位や段位等の認定制度があります。コンピューター棋士の強さを客観的に認定するような制度は現状ないため、主観・感覚的な要素が多分に含まれます。それでもある程度の強さの目安は設定することが可能です。

きのあ将棋の場合、コンピューター棋士の強さが以下の4つのレベルに分かれています。

  • 入門者向け
  • 初級者向け
  • 中級者向け
  • 上級者向け(マイナス)

初級者向けのコンピューター棋士は、得意とする戦法などがあるので、戦法などの知識があまりない人の場合、初級者向けでも勝つのは難しいと思います。

中級者向けになると更に強くなるので、ある程度以上の経験とスキルがある(一般的に言ってそれなりに将棋が強い)人でないと勝つのは難しいと思います。

しかし、ある程度の知識を持っていて、それなりの棋力のある人であれば、中級向けのコンピューター棋士と対局して、勝つこともできると思います。ある程度、対局回数を重ねていくと、相手のコンピューター棋士の指し方の傾向なども分かってくるので、研究すれば対処策なども見つかってくると思います。

対処策が見つかれば、勝率も高くなってくると思います。しかし、同じコンピューター棋士を相手に、自分の方は様々な戦法で挑んで安定して勝てるようになるには相当の棋力が必要です。

恐らく、上級者の人であれば、きのあ将棋の中級や上級マイナスは、色々な手を使っても安定して勝てるのではないかと推測しています。私の場合は、その領域には行っていません。

きのあ将棋思考エンジンについて

きのあ将棋のサイトには、将棋プログラムのエンジン(思考エンジン)についての説明ページがあります。このページの説明は、2015年に利用していたし公園人についての説明です。2017年2月14日から、思考エンジンが変更(アップグレード)されました。

以下に、きのあ将棋のサイトに記載されている以前(2017年2月以前)の思考エンジンの説明の内容とそれについての考察・見解等について書きます。

一番強いキャラクター(棋士)は?

対局する人との相性などにもよると断った上で、『「揖斐 才蔵」か「宇氏 みう香」が強いと思う。ただし、みう香は、定跡、乱数ともにワンパターンなので、才蔵のほうが手ごわいかもしれない。』と作者はコメントしています。

余程のレベルにならない限り、相性は通常あります。苦手な相手、得意な相手は、人によって異なることが一般的です。

旧思考エンジンのパラメーター

思考エンジン(コンピューター棋士の強さ)の説明ページには、各キャラクター(棋士)の評価局面数と居面乱数値の設定値が記載されています。

評価局面数

評価局面数は、値が大きいほど読んでいる局面が多いことを示しています。入門者向けの空だめ子は1万、クッキーは2万、初級向けのコンピューター棋士は、評価局面数が2万から4万。中級向けは20万から40万です。

評価局面数に関連する読む深さは、評価局面数よりも優先順位が低いようですが、入門者向けが300、初級者向けと中級者向けが1000となっています。

評価する局面数も色々種類があると推定しています。棋士によって評価する局面数のデータを変えることで、その棋士の棋風や戦法、指し方の特徴に変化を出すようにしていると推測します。例えば、郷谷さんの場合はプロの棋譜が評価局面数に多く、宇氏 みう香は右四間が多いなどです。

同じ様な棋譜データが中心になると指し手が同じになりがちになります。

局面乱数値

局面乱数値は、局面評価時の乱数の重みと説明があります。局面乱数値が大きいと、同じ局面でも評価が異なる。つまり指し手がバラエティーが増える事になります。局面乱数値が小さいと、局面評価のばらつきが小さくなることで、同じ局面で相手が同じ指し手をした場合に、コンピューター棋士も同じ手を指すことが多くなることを示します。

初級者向けと中級者向けのコンピューター棋士の局面乱数値は、各キャラクター同じ値になっています。棋風に関係してくるところなので、同じにするのは至極妥当だと思います。

居面乱数値は、以下のようになっています。

  • 空だめ子:200
  • クッキー:50
  • 沙流 紀子:10
  • 郷谷さん:20
  • ナカビーⅡ世:10
  • あひるがあがあじごく:10
  • 宇氏 みう香:3
  • 揖斐 才蔵:10

入門者向けキャラクターの局面乱数値は大きいです。これは、その時々によって、指し手がきまぐれなほどばらつくようにするため高い数値が設定されていると思われます。初中級者では、宇氏 みう香が3と最も低い数値で、郷谷さんが20で最も高く、それ以外の棋士は10です。

宇氏 みう香は、指し手はワンパターンになり、郷谷さんは意外とばらつきが大きくなるように設定されているようです。郷谷さんは、プロ棋士の棋譜など多くの定跡を局面評価に使っているので、局面乱数値を大きくすることで意外なミスなど少しスキなど出すような演出がされていると思われます。プロ棋士の定跡を形勢判断の局面評価に使って安定した判断をさせてしまうとかなり強くなりそうです。

あひるがあがあじごくだけは、評価関数が特別にカスタマイズされているそうです。(私はあひるが好きです。)

評価乱数をある程度高く設定することによって、指し手のバリエーションが増えたり、意外な凡ミスなどもしてくれるなど、コンピューター棋士ながら、キャラクターに特化した味付けが施されているのがきのあ将棋の特徴です。

現在の思考エンジンでは異なるパラメーターを使っている可能性もあります。以前のエンジンについての説明ですが、この様な情報も公開してくださっているところも、きのあ将棋の魅力の一つです。

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